大阪キャリナリー製菓調理専門学校は、洋菓子・パン・カフェ・料理の業界で活躍する食の総合校。トッププロと共に学び、実践することに定評があり、就職・開業までのサポートも行っています。「テーブルに幸せを運ぶ」プロを育てるをキーワードに、現在、4学科15コースを設置し、飲食業界で活躍する卒業生を輩出しています。
システム概要
マルチフォーマット・ビデオ・プレゼンターPR‒800HDは、新校舎のプレゼンテーションルーム用機材として導入。高画質・高品質で映像演出を実現するPR‒800HDの特徴を生かして、学校説明会での映像上映・プレゼンテーションに活用しています。
導入のポイント
年間150本の説明会をこなすために必要だったPR‒800HD
吉田氏「当校では、年間に150本近くの説明会を行っており、PR‒800HD導入以前には、DVDやPCを用いてプレゼンテーションを行っていました。学校に関する最新の情報や、カリキュラムを伝えたいと考えたときに、DVDを制作して流していたのでは、素材が古くなってしまうことがありました。また、説明会の内容に合わせて、素材の選択や入れ替えをしていく際にも手順が多く作業が煩雑になっていました。」
レスポンスの良さと操作性の良さは重要
PR‒800HDを導入することで、プレゼンテーションを支えるスタッフの作業量が軽減しているという。さらに、映像を使った演出の幅も広まったとのこと。
吉田氏「PR‒800HDであれば、映像素材はUSBメモリを使ってデータのまま取り込むことができますし、説明会の場面ごとに必要な素材をパレットに並べておくことで映像の再生を効率よく進めることができるようになりました。また、映像だけでなく、開場時のBGMもPR‒800HDで再生しています。このようにシステムを構築することで、PC/DVD/CDと3台に分けて数人で操作していた作業をPR‒800HD1台でコントロールできるようになりました。入学説明会に参加される方に、少しでも親しみを持ってもらえるように、私自身が出演しているオリジナルのオープニングムービーも製作しているのですが、私の登場と映像の決めカットのタイミングをジャストタイミングであわせるような演出がおこなえるようになりました。このような場合にも、PR‒800HDのレスポンスの良さと操作性の良さは重要です。」
高画質が生徒の興味をアップする
吉田氏「機材導入にあたって、デモを見させていただいたのですが、出力される画質を見て、導入を決定しました。
当校では、お料理やお菓子などの分野を扱っていますので、高画質であることは、重要なポイントでした。高画質再生ができることで、お料理の色味や盛り付けの細かさまで見せることが出来、説明会に参加される方の反応も変わりました。」
実際に再生される映像素材は高画質のHD品質で作成されている。学校説明会では、美味しそうに料理を見せることが重要だという。
吉田氏「いままでは映像素材をPowerPointに埋め込んで再生していたのですが、画質の面で不満がありました。PR‒800HDを導入することで、興味を持って真剣にスクリーンを見てくれる人が増えたように感じています。
海外研修以外や学内のイベントや講義などを記録したビデオがたくさんあるのですが、いままでは素材の管理を含めて、正直、有効活用しきれていなかった面がありました。PR‒800HD上では、素材の管理も行えるので、これまで以上に学校の映像資産を活用できるようになりましたね。」
備え付けだけでなく持ち出しての使用も
吉田氏「回数は多くないですが、学外での使用も想定して、専用のハードケースも用意してもらいました。大きな会場であっても、高画質な映像や資料を流してプレゼンテーションが出来るのも魅力の一つです。」