シンプルな使い方を提案
2012年9月に新園舎が完成し、園舎内の音響工事の設置工事を行いました。
３階建ての園舎で、設計の段階から携わらせていただきました。２・３階どちらでも使用するということで移動性を考慮した他、先生方皆様が音響機器を操作されるということで、どなたでも操作ができるという点を念頭に置いて機材選定をさせていただきました。
使用環境に合わせた選定
育園の先生の皆様は、音響のプロではございません。操作性やケーブルの接続を簡単に誰でもできるようにしました。 そこで、ミキサーにはYAMAHA IMX644を導入いたしました。 すべて丸ボリュームのみで音量コントロールを出来るので、複雑な操作もなくご好評いただいております。 また、入出力の接続端子も、すべてカラーシールを張り、色同士でつなぎ合わせることにより、間違いのないようにしました。
利便性の追求
音響ラックを移動して使用するということもあり、機材の軽量化も図りました。そこで、パワーアンプに、Powersoft M28Qを導入しました。
2Fでは、催しの内容によって教室内を縦長もしくは横長に使用する為、スタンド立てスピーカーを使用するということになりました。スピーカーは、定番のElectro-Voice社SX300を導入し、スピーカースタンドは簡単にスピーカーをあげれるようにということで、ULTIMATE社TS-100を使用しました。
3Fは、町内での催しにも使えるようにと音にもこだわり、Electro-Voice社 ZX3-90を導入しました。
今回は新築ということで、工事業者様との事前打ち合わせもさせていただき、入線や電源の位置など、綿密な打ち合わせをすることができました。また、クライアント様の操作感やご希望をお伺いし、機材の提案をさせていただくことができました。
