シームレスな環境の提案
同志社大学放送局の操作担当者は、今回施工させていただいた新町キャンパスと同学京田辺キャンパスと双方の放送局で機材操作をする事が多々ありました。これを考慮し、弊社は最新の機器を導入するだけでなく、2キャンパス間の機器構成を統一し、使用者にストレスを感じさせないシームレスな操作環境を提案致しました。
導入後は弊社からの詳しい操作説明も必要なくスムーズに運用されていました。
仕事環境の考案
大学放送局は多くの学生が操作を担当する環境にあります。
そこで、当初は予算の関係もありアナログミキサーを選定していましたが、使用環境を考慮し、メインミキサーは操作設定をメモリー(保存)可能なデジタルミキサーを選択しました。
これにより、ボタン1つでそれぞれの設定を呼び出すことが可能。様々な担当者に同一環境を瞬時に提供することができました。弊社は使用環境に応じた機材選定を重要なファクターとして捉えています。
信頼性と操作感
機器ラックの入出力パッチには信頼性の高いキャノン仕様に全て変更。また、パッチ盤をラック内にオフセットすることで、ブース内のワイヤリングを整理。十分な操作空間を確保し快適な機器周りを実現しています。
モニタースピーカーには業界主流のパワードタイプYAMAHA MSP7STUDIOを
採用し、より正確なモニター環境を実現。
アナウンスブースとのコミュニケーションには他キャンパスで担当者にご好評頂いた、
ADgearのカフシステムを採用しました。
弊社はすべての案件において、クライアントの操作感や機器へのイメージなどもヒアリングし、機材選定の提案を行います。
綿密かつ丁寧な事前ヒアリングにより多くの要望を実現し成功を収めることができました。