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SL-Series

SL-Series GSLシステム

SL-Series は、ある理想を求め、進化して生まれました。それは大規模アリーナやスタジアム、フェスで行われるあらゆる演奏スタイルや音楽ジャンルを正確に届ける最大級のSR用途のために特別に設計された完璧なシステムパッケージなのです。その開発の中身は、一つの次元に留まりません。先例のない指向性コントロールと全周波数帯域に掛けてのヘッドルーム、超低域方向への大きな再生帯域の拡張と共に、リギング、ケーブル配線、搬送方式の開発が加わり、迅速な搬入作業を可能とします。SL-Seriesは、比類のない音響性能と最大の能率を組み合わせ、d&b workflowに沿った実践とテストを重ねた上で、システムのデザインと配置、及び制御能力をバランスよく築き上げた、完璧なパッケージです。

GSL8、GSL12

GSL8 及び GSL12 は共通した音響特性を持ち、同一の垂直指向性、サイズ、設置面積、重量、リギング及びドライバーを共有することで、機械的にも互換性を持つように構成されています。2ウェイアクティブ方式で設計されており、前面の2つの14インチLFドライバーと、側面に対称に付けられた2つの10インチLFドライバーが、かつてない低域のヘッドルームをもたらすと同時に、前方には低域出力を増強し、後方にはキャンセルするという特長を備えています。

他のドライバーの構成は、一つのホーン型10インチMFドライバーと、専用にデザインされたウェーブガイド上にマウントされた3.4インチの小型ボイスコイルを持つ1.4インチスロート径のHFドライバーからなります。筐体のセンターに位置する同軸MF及びHF用パーツの周囲にLFドライバーをシンメトリーに配置することで、クロスオーバーデザインで隣り合う周波数帯が滑らかに重なり合うようになっています。14インチLFドライバをひとつのアンプチャンネルで駆動する一方、その他のすべてのドライバーはパッシブクロスオーバー設計により、もう一つのアンプチャンネルで駆動します。GSL8の80°の水平指向性パターンは45Hzまでシームレスに維持されており、天候条件によっては、その高い出力能力で100m(330フィート)を超える距離範囲をカバーすることができます。GSL12はの水平拡散パターンは120°でより広く、同様に45Hzまで維持されています。

SL-SUB、SL-GSUB

SL-SUBとSL-GSUBはGSL8とGSL12用に設計されたカーディオイドサブウーファーです。SL-SUB のリギングハードウェアは最大14ユニットまでのフライングを可能にする一方で、SL-GSUB はグランドスタックのみを意図しています。いづれのサブウーファーも、アクティブ駆動の2ウェイバスレフ設計で、3つの長い21インチのネオジウムドライバーで構成されています。うち2つが筐体前面に向いている一方、残りの一つは後方に向いています。前方、後方に向いたそれぞれのドライバーは独立したバスレフチャンバーを持ち、別々のアンプチャンネルによって駆動されます。カーディオイド指向性パターンはシステム後方への不要なエネルギーを減少させ、残響フィールドの励起を減らすことで、非常に正確な低音域の再生を可能にします。周波数特性は30Hzから90/70Hz まで拡張しています。SL-SUBのキャビネットがフロント、リア面にリギング用の縄を装備する一方で、SL-GSUBにはリギング用の部品はなく、グランドスタックのみを意図しています。筐体は、船舶グレードの合板から出来ており、全天候型のPCP(Polyurea Cabinet Protection)仕上げを施しています。サブウーファーの全面と背面は音響的に透過性がある撥水性の布が裏から貼られた厳重な金属製グリルにより貼り合わしてあります。二つのコロが底面パネルを保護する目的で前面から背面に掛けて取り付けられています。二つの対応した形状を持つ窪みがトップパネルに施され、サブウーファーがスタックされた際の受けとキャビネットが動くのを防ぐ役割を果たしています。サイドパネルは4つの窪んだハンドルと4つの頑丈な車輪がサブウーファーの背面にマウントされています。

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