サウンドシステム スタッフブログ

2016.09.21 05:54

良い演奏。

どうもこんばんは谷です。

宅録をしていて、色々な楽器を演奏していると思うのですが、
音源でのいい演奏って本当に難しいですね。特に最近思うのは発音のタイミングです。

これはそれぞれいろんな人の意見があるとは思うのですが、僕が思ういい演奏とは、然るべきタイミングで然るべき音が過不足なく鳴っていることだと思っています。

その為、アンサンブルの中では、それぞれの楽器が居るべき位置がとても相対的になってくるので、その辺りを考えながら演奏することが必要になってきます。よくそういう時に、いいベーシックがあればそれなりに上モノがズレていても味になるので何とかなる、って話もよく聞くんですが、結局それって最初から狙うものではないと思うんですよねー。

でも、そういう風に突き詰めて考えていくと、まぁ~大変なことに、それが楽典的でない装飾的なノイズであれ、然るべき発音のタイミングってのが出来てくるわけです。これがまぁ難しい。シンプルですが難しい。。
考えてみると、楽器の上手い下手というのは、自分が狙った音を自分が狙ったタイミングで出せるということが一つの要素だったりするんですよね。
と、まぁ、そんな事を考えながら一人で作業をしていると、
自分の演奏に対して自分が合わせにくいとかいうもう救いようのない自責ターンがしばしば訪れたり、時間も超かかったりしてしまい、発狂しそうになります。

でも。。。これだけグダグダ書いていますが、出来上がってきた作品を聞くと感慨深いものです。
そのクオリティはどうあれ、等身大の自分の限界がそこに見えます。
実は自分はそれが見たいだけの為に最近は宅録をしているのではないか?とすら思い始めるようなタームに入っています。


書いていて訳わからなくなったので終わります。
ではでは皆さんごきげんよう。

by [サウンドシステム京都] kent tani|

Archive

PAGE TOP