サウンドシステム スタッフブログ

2015.10.29 12:19

目の回る

どうもこんばんは谷です。

お陰様で目の回るような勢いで毎日が過ぎていきます。毎回こんなことを書いていますが、本当です。

さて、最近自分のバンドで7インチレコードを出すことになりまして、それ用の曲を作ってレコーディングして、、という作業がやっと終わったのですが、まぁ紆余曲折というか、苦労しました。というのもそのバンドはメンバーが遠方に居りまして、それこそ年間数回くらいしか集まって作業が出来ないのです。そのため、レコーディングも集まった時にベーシック、後は宅録でバラ録、そしてミックスダウンもラフの叩き台をメール、LINEなどでやり取りをして、、、ということを行うのですが、これがまぁ難しい。

今回は同じスタジオで、レコーディング~ミックスまで同じエンジニアの人とやっていたのですが、ラフミックスが上がって来た時になって、バンドが思っている音像が一部全く共有出来ていなかったことが判明。

ここからが長かった。。

まずバンドで意識共有をして、それを文章化してエンジニアに送るのですが、当然、音像という曖昧なものって言葉では表せないんですよね。しかもミックスによって、パート自体がそもそも要らないようにも聞こえたりするので、その音が要るのか要らないのかが凄く分かりにくくなったり。。。まぁその辺りの差し引きはアレンジとか、プロデュース的な領域に関わってくるわけで。。。でも変に具体的に「○Hz辺りをカットしてくれ」とか言ったら言ったで、エンジニアの手段を奪ってしまって、結果わけわからんものになったり。。。

結局、パラデータをもらって、定位、簡易のエフェクト関係を自分たちで編集、一度リミックスしたものを2ミックスで送って、それを参考に整えていって、最後の微々調整を立会ミックスにて、いうやり方で今回は終わったのですが、まぁ大変でした。

そもそもの音像が完全にイメージ出来ていて、それを人に伝えられるプロデュース力があれば良かったのですが、やっぱりそれって、同時進行でポストプロダクション交えて作っていきたいような曲をするのは難しく、経験が必要になるなぁ。と強く思いました。

ただ、苦労しましたが7インチが出るのは嬉しいです。とても楽しみ。

読んでいる人が居るのか分からないこのブログですが、もし興味がある人がいらっしゃったらお聞かせしますのでお気軽にお声がけください。

あー、来月はInterBEEかー!!

そんなわけで、ではでは!

by [サウンドシステム京都] kent tani|

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