2009.10.24 10:00
Music China & Prolight+Sound Shanghai 2009 Report !?
いつもお世話になります。岸部です。10月13日から16日まで、Shanghai New International Expo Centre (SNIEC:上海新国際博覧中心)で開催された中国(上海)国際楽器展覧会に行ってきました~。上海は来年、2010年上海万博に向けて急ピッチで工事が進められています。
ちなみに、上海万博は2010年5月1日から10月末まで。開催場所は上海都心部の南浦大橋から盧浦大橋までの黄浦江両岸地区、会場面積328ha、7000万人の入場目標との報道がありましたね... 現地のホテル等宿泊施設は間に合うのでしょうか...建設ラッシュも納得できます。
さて、Reportというほどたいそうな内容ではありませんが、中国らしい、「ご期待の...!?」商品をちょっと紹介させていただきます。
初日は朝から「人・人・人...」、昨年はなかったセキュリティチェック(空港にあるような荷物のチェックとゲート)が会場入り口に設置されていたこともあり、行列です。
中国の方は行列が苦手...とも聞いていましたが、意外に皆さんジェントルマンです。(警備の方も数で勝負でしたが)十数分並んで、ようやく入場タグをGET。インターネットで事前に登録ができるので便利です。いざ、会場の中へ...
まずは...見慣れたブルーのボディのアナログミキサー。
「なぜ、こんなところにフルラインナップ展示なんだろう..」と考える間もなく。近寄ってみてみると...おお...品番も何やら見覚えが...でもちょっと違う!お見事です!
実は、結構な種類の同型ミキサーが各ブースで出ていました。それぞれ、中身は違うのでしょうか?音はどうなんでしょうか?
などとまじめに考えるのはよしましょう...
外観上はよく出来てましたよ。ただ、電源を入れて展示していたブースがどこもなかったような気がするのですがなぜでしょう??
さて、次の2つもどこかで見たような...シリーズです。左の黄色い三角の中には「てんとうむし」が入っています。右のロゴはパット見すごいです。
このテばかりで恐縮ですが...結構大きなブースで目立っていたのが次のブース。
「MICKLE」 フルラインナップでした...。
このブランドで、サウンドク●フト等とよく似たミキサーも展示がありました。恐るべし...です。
でも、やっぱり気になるのは「性能」。どうなんでしょう?もし、使ったことある方がおられましたらぜひ教えてください。
会場の外では、中国ブランドのラインアレイスピーカー等が屋外展示され、しかもそこそこ聴ける音で出来上がっていました。昨年は、確か「爆音」が大勢でしたが、今年は「爆音」から「そこそこ聴ける」製品があったように思います。中国メーカーも数も多い分競争も多いようで年々そのグレードは上がってきてるように思います。
先ほどより「面白い」商品を何点かご紹介しましたが... 中国メーカーすべてがそのテのメーカーばかりではなく、多くは純粋にオリジナル製品開発されています。誤解なきようお願いいたします。
最後に、ホテルから窓の外を覗くと...そうなんです。「青空」があまり見えないのです。
黄砂なのかス モッグなのか...それとも単純に天気が悪かったのか... 窓の外の風景も、昨年は建物が一杯あったエリアが更地に... 万博の準備なんでしょうか。
ホテルに戻り、それぞれの日のメーカーとの商談内容をまとめ... 近いうちに、皆様にニューアイテムをご案内させていただけると思います。その節はどうぞよろしくお願いいたします。
category:最近の出来事|by kishibe|