2009.11.10 07:41
「音」の感覚
こないだの続きです
ギタリストにとっての音の捉え方は、非常に抽象的、感覚的に捉えるかたが多いのではないか、という話です
以前(今もやってるのかな?)ギターマガジン誌でいろんな種類および年代のギターやアンプの音を測定し分析するという続きもののコーナーがありました
「○○年製のストラト(ローズ指板/アルダーボディ)は○○Hzと○○Hzにピークがあり、倍音成分の○○Hzと○○Hzがこのように減衰している、しかし○○年製のメイプル指板のものは○○Hzが、さらに貼りメイプルになると○○Hzが、、、、、(試奏は○○年製デラリバ、測定にはNTIの機器およびソフトを使用)」 みたいな話が毎号繰り広げられるという、好きな人にはたまらんなーという内容なんでしょうが、果たしてどれだけの読者が楽しみにしていたのかは昔も今も疑問です
音響的にはごくごく当たり前のやり方だと思いますが、ギタリストでこんな風に音を捉えてる方は少ないのではないのでしょうか(けして悪い意味ではなく)
非常に個人的な捉え方ですが、感覚的に音を見えるように表現すると、例えばストラトを歪ませた音はこんな感じです
レスポールを歪ませた音はこんな感じ
同様にストラトのクリーントーンはこんな感じ
レスポールのクリーントーンはこんな感じ
ちなみに虫歯の絵じゃないです
いかがでしょう? と言われてもわかんないですよね そう思います
まあいろんな捉え方をする方がいると思いますよ、という話でした
category:最近の出来事|by [サウンドシステム大阪] 木村裕一|