2009.11.16 06:39
祇園祭りその2
システム 京都 渡邊です。
今回はもう少し詳しい事を書いていきます。
前回お祭りは1カ月間続くと書きましたが実際にはどんな事をしているかご存知ですか?
7月1日には「切符入り」と言われる神事始めの儀式が行われます。
山鉾の各町は山鉾の収蔵庫を開いて、町会所に設けられた祭壇に鉾の御神体が祀られ、
← 収蔵庫
八坂神社の神職により御祓いを受け、1ヶ月間の無事を祈願します。
関係者が集まり、その年の祇園祭に関する段取りや当番などの打ち合せが行わます。
又、「囃子始め」と言われる各町会所に囃子方が集まり笛や鉦(かね)、太鼓を響かせ練習が行われ
始めます。
7月2日には「くじ取り式」が行われます。
くじ取り式とは、17日に巡行する山鉾の順番をクジによって決定することです。
ただし、山鉾32基のうち、8基は、「くじ取らず」といって、クジを取りません。
祇園祭りが最高潮に達する山鉾巡行は、各鉾町自慢の山鉾が京を練り歩く晴れ舞台でもあり
昔から巡行の先陣争いが絶えませんでした。そこで1500年より、巡行の前日に各鉾町代表者が、
集まり巡行の順番を決める「くじ取り式」が始められました。
今も昔も目立ちたい人はいるんですね。
そういえば今週インタービーですね。
きっと今年は行けないかな...
by kanta|