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ライブハウス・クラブ
メインスピーカーには定評のある米国Electro-Voice社のPhoenixシリーズの中からサイズ出力を検討し、PX2152を採用。
15インチ×2.2インチダイヤフラムコンプレッションドライバーを搭載したこのシステムは、同ライブハウスの形状、キャパシティではメインスピーカーとして十分な性能を有しています。
PX2152にはパッシブネットワークが搭載されていますが、こちらではバイアンプ駆動でのセッティングで運用していただいています。
舞台の間口、天井高の制約がありサブウーハはQRxシリーズのQRx218Sを採用。
18インチ×2をマウントした高出力のサブウーハです。今回は同じメーカーでも違うシリーズのスピーカーでの組み合わせですが、デジタルプロセッサー DC-Oneのプリセットデータをカスタムする事でベストなチューニングを施し、快適な音空間を実現しています。
ちなみにDC-Oneは導入当時、日本発表直後であり国内導入第1号機となりました。
パワーアンプもスピーカーシステム同様、Electro-Voice社のCPシリーズからCP4000Sを選択。同じメーカーの商品は当然ですが非常に相性が良く、その音質、性能、全体的な音場すべてに於いて十分満足いただけた提案ができました。
メインミキサーは近年のライブハウスでは定番になりつつあるYAMAHA LS9-32を採用。デジタルミキサーの導入はブース内の簡素化、省スペース化が図れ、パワーアンプとの間にイコライザーなどを接続することなくダイレクトに信号が送れます。また操作面でも素早いオペレーティングが可能になります。
ダイナミクス系エフェクターも搭載されているオールインワンミキサーなので非常にすっきりとしたPAブースに仕上がりました。
DC-Oneを国内初導入
導入後のサポート、アフターケアもよくやって頂いていまして、とても満足しています。
納入価格も頑張っていただけたので予算内でハイスペックな商品の導入が実現でき、大変感謝しております。